グローバリゼーションと新型コロナウィルス
新型コロナウィルスの世界的な蔓延により、国家間における人と物の行き来が滞ってきた。
日本には資源がないので、積極的に門戸を開いて、海外と貿易すべきだとずっと思ってきたが、最近、以下のような疑問を感じている。
・グローバリゼーションは果たして正解だったのか?
・本当に輸入先や輸出先が途絶えた時、日本は自立することが出来るのか?
・そもそも日本人に自立する意思はあったのか?(政治、経済、国防、マスコミ)
・グローバリゼーション(もしくは新自由主義の思想)により所得格差が生じたのではないか?
新型コロナウィルスは悲惨なことではあるが、ただ打撃を受けるのではなく、転んでもただでは起きたくない。
これを機会に、日本は自立の道を歩んではどうだろうか。
食料自給率を高め、生産拠点を日本に戻し、国防をしっかり行い、教育は自虐史観を止め、日本の文化を大切にし、マスコミは大局を報道する。
そして、所得格差を是正すべきと思う。
一億総中流と呼ばれた時代が、日本人にとって一番幸せな時代だったのではないだろうか?グローバリゼーションという言葉が流行る前の時代だ。
新自由主義は、フェアな競争を謳ったが、弱者を保護しない競争は弱肉強食の世界でしかない。
弱肉強食の世界で、最後に生き残るのは、アメリカか中国だと思う。
日本は早くこのルールから逃れた方がよいと思った。
今より豊かでなくても、心豊かに生きられる時代に戻りたい。
新型コロナウィルスの蔓延のこの機会に、日本国内にそんな論議が進むことを願っている。