機内マナーで思うこと

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国際線に乗ると多くの外国人と旅を共にします。

一概に言えることではないのですが、傾向として日本人のマナーの良さは突出しているような気がします。

 

直前の旅、ペナン-クアラルンプール間の飛行機では次のようなことがありました。

 

イスラム圏の5人の家族連れ。

奥様が目元しか空いていないベールを装っていましたのでシーア派の方でしょうか。

小さなお子様が離陸直前になっても機内を走り回り、CAの方が両親にシールベルトをするように言ってもご主人は知らんぷり、奥様は流暢な英語で反論。

困ったCAはチーフパーサーを呼び、チーフパーサーも両親を諭しますが状況は変わらず。

結局、チーフパーサーは自ら子供を席に座らせて強引にシールベルトを着装しました。

 

着陸時も同じ光景が繰り返されました。

チーフパーサーが子供の機嫌直しのために与えたお菓子も食い散らかしたまま、機内誌、毛布等も全て足元に拡散。

その家族は、そのままにして、機内を後にして行きました。

 

日本人でもそのような人はいると思いますが、私はこれまでに目にしたことはありません。

 

先日の羽田-那覇便では「子供たちがうるさくしてすみません」と前席の外国人のお客さんに声をかけて降機されたお父さんを目にしました。少なくとも、足元に物を散らかして降りる人を見たことがありません。

 

外国人を批判する気はありません。

日本人のマナーの良さに誇りを持ち、それをこれからも維持していきたいと思い、こんな話を記しました。